2016年 05月 03日
6年振り |
2016.5.1(日)
G・Wも3日目。
天候に恵まれ、本当によい連休。
連日で海も考えましたが、昨日の帰り、場所探しのための山越えで、かつて通った山女魚の渓流を垣間見ました。
山の新緑が美しいこの季節、渓流への渇望を封じていた気持ちがムクムクと湧いてきました。
とはいえ、すべては道具の揃えから始めないとなりません。
道具は皆、この6年間手付かずで、メンテナンスもしていません。
家に帰って、一つひとつの確認作業から。
帽子やウエダーはカヤックでも使うのでこれはいいとして、先ずはロッド。
壁に架けていたロッドホルダーから1本を取り出しました。
リールシートにもブランクにも6年分の埃が溜まってます。
取りあえずこれ。
かつて愛用の5フィートロッドです。
海用ロッドに比べるとかなり華奢で繊細な感じ。
次はこれ。
♯1000リール。
もうひとつはハンドルがやや重い感じなので、メンテに出すことに。
ラインが無かったので、早速買ってきました。
以前使ってたフロロラインが無く、時間も無かったので取りあえずナイロンラインのこれ。
さて、次はベスト。
これが一番不安でした。
この長い間、家のロフトに吊り下げたまま。
これも6年分の埃が・・・
ポケットの中も一度も手をつけないまま放置していました。
恐る恐るチャックを開けて出てきたワレット数個。
おそらく、ミノーやスプーンのフックはサビが出て、使い物にならないのではないかと期待と不安が半々。
チャックを開けたら、サビはほとんど見当たらないようです。
次々にチャックを開けてみましたが、どれも割りといい状態でした。
少し胸を撫で下ろす感じの安堵感。
かつてパイロットルアーとして使用したミノーには補修した跡やフックをシングルにしたものも出てきて、
ちょっと懐かしい感じ。
今日は感覚を取り戻す第一歩、取りあえず数個使用できればいいので。
あくまで、渓流の様子を見るのと水に浸かることが第一義。
ポケットの中を次々に確認してみます。
色んなものが出てきます。
簡易裁縫道具まで。
渓流によく出かけていた頃は2泊、3泊で山の中で一人生活することも。
幸い渓流フィッシングベストにはポケットが沢山あります。
小生のには約20個。
何も無い山の中の経験から、心配でいろいろ詰め込む様になってしまいました。
裁縫道具はその名残のひとつ。
ナイフはきっとサビが出ていると思ってましたがこれも割と綺麗で安心しました。
さて、準備を終えて出発・・・既にお日様は天頂にあります。
忘れ物はないかと考えて、ふと思い出しました。
魚籠。
また家に帰って倉庫から取り出しました。
山女魚を持ち帰る気持ちはありませんが、釣れた場合写真撮る場所まで運ぶ手段として使用します。
前置きが長くなりました。
いざ・・・
山間は新緑の中に黄色い斑模様のマテバシイなどのブナ科の黄色い花たち。
川幅のある二つの川が合流するところから入渓しました。
トラウトロッドを振る感覚とミノーを飛ばす感覚を取り戻すのが先決。
多少傷ついて塗装も剥げ掛かっていますが、かつてのパイロットルアーをセットしてキャスト開始。
少しずつですがこんな感じかな~と。
ゆっくり遡上します。
やや笹濁りで水量もほどほどあって、コンディションも悪くないように思いますが、山女魚の追尾はありません。
腕のせいは否めませんが、連休中盤、先行者の新しい足跡、既に正午も回った時間では致し方ないか、とも・・・
渓流に来れただけでも幸いと思っています。
やや大きめのポイントで流れ込みの上にミノーをキャスト。
少しずつ感覚が戻ってきてます。
なかなかいい感じ。
ミノーのリップがよく水を掴んでくれてます。
流れの中盤に差し掛かったところで、水中でキラリ。
ロッドに小気味いい反応。
初ヒットです。
小さいですが、綺麗な山女魚。
久し振りの丸いパーマーク。
ゆっくり上ります。
クロアゲハ♀の吸水中。
こんな風景の渓流。
石灰岩の岩盤多く、やや砂地っぽい感じかな。
ちょっと休憩。
先の方に大きな砂防が見え、遡上困難なところで最後のキャスト。
数度目にかすかな当りに合わせたらちび山女魚君。
写真撮る所までと、水面を寄せながら移動してたら暴れて自然リリース。
魚籠の山女魚を写真撮って、これもリリース。
22cmでした。
上がる場所探して道に出たらフジの花。
斜面に沢山紫の花が下がっておりました。
トラフシジミもそろそろ。
マメ科のフジやウツギのような植物を食草としています。
こんな蝶。
小生にとって植物は何かと昆虫と結び付けて連想してしまい、かつて蝶や虫たちを追いかけていた、これは性分ですかね。
足元にタンポポも丸い綿毛となっておりました。
いい天気に、山女魚にも会えたし、何より。
また。
G・Wも3日目。
天候に恵まれ、本当によい連休。
連日で海も考えましたが、昨日の帰り、場所探しのための山越えで、かつて通った山女魚の渓流を垣間見ました。
山の新緑が美しいこの季節、渓流への渇望を封じていた気持ちがムクムクと湧いてきました。
とはいえ、すべては道具の揃えから始めないとなりません。
道具は皆、この6年間手付かずで、メンテナンスもしていません。
家に帰って、一つひとつの確認作業から。
帽子やウエダーはカヤックでも使うのでこれはいいとして、先ずはロッド。
壁に架けていたロッドホルダーから1本を取り出しました。
リールシートにもブランクにも6年分の埃が溜まってます。
取りあえずこれ。
かつて愛用の5フィートロッドです。
海用ロッドに比べるとかなり華奢で繊細な感じ。
次はこれ。
♯1000リール。
もうひとつはハンドルがやや重い感じなので、メンテに出すことに。
ラインが無かったので、早速買ってきました。
以前使ってたフロロラインが無く、時間も無かったので取りあえずナイロンラインのこれ。
さて、次はベスト。
これが一番不安でした。
この長い間、家のロフトに吊り下げたまま。
これも6年分の埃が・・・
ポケットの中も一度も手をつけないまま放置していました。
恐る恐るチャックを開けて出てきたワレット数個。
おそらく、ミノーやスプーンのフックはサビが出て、使い物にならないのではないかと期待と不安が半々。
チャックを開けたら、サビはほとんど見当たらないようです。
次々にチャックを開けてみましたが、どれも割りといい状態でした。
少し胸を撫で下ろす感じの安堵感。
かつてパイロットルアーとして使用したミノーには補修した跡やフックをシングルにしたものも出てきて、
ちょっと懐かしい感じ。
今日は感覚を取り戻す第一歩、取りあえず数個使用できればいいので。
あくまで、渓流の様子を見るのと水に浸かることが第一義。
ポケットの中を次々に確認してみます。
色んなものが出てきます。
簡易裁縫道具まで。
渓流によく出かけていた頃は2泊、3泊で山の中で一人生活することも。
幸い渓流フィッシングベストにはポケットが沢山あります。
小生のには約20個。
何も無い山の中の経験から、心配でいろいろ詰め込む様になってしまいました。
裁縫道具はその名残のひとつ。
ナイフはきっとサビが出ていると思ってましたがこれも割と綺麗で安心しました。
さて、準備を終えて出発・・・既にお日様は天頂にあります。
忘れ物はないかと考えて、ふと思い出しました。
魚籠。
また家に帰って倉庫から取り出しました。
山女魚を持ち帰る気持ちはありませんが、釣れた場合写真撮る場所まで運ぶ手段として使用します。
前置きが長くなりました。
いざ・・・
山間は新緑の中に黄色い斑模様のマテバシイなどのブナ科の黄色い花たち。
川幅のある二つの川が合流するところから入渓しました。
トラウトロッドを振る感覚とミノーを飛ばす感覚を取り戻すのが先決。
多少傷ついて塗装も剥げ掛かっていますが、かつてのパイロットルアーをセットしてキャスト開始。
少しずつですがこんな感じかな~と。
ゆっくり遡上します。
やや笹濁りで水量もほどほどあって、コンディションも悪くないように思いますが、山女魚の追尾はありません。
腕のせいは否めませんが、連休中盤、先行者の新しい足跡、既に正午も回った時間では致し方ないか、とも・・・
渓流に来れただけでも幸いと思っています。
やや大きめのポイントで流れ込みの上にミノーをキャスト。
少しずつ感覚が戻ってきてます。
なかなかいい感じ。
ミノーのリップがよく水を掴んでくれてます。
流れの中盤に差し掛かったところで、水中でキラリ。
ロッドに小気味いい反応。
初ヒットです。
小さいですが、綺麗な山女魚。
久し振りの丸いパーマーク。
ゆっくり上ります。
クロアゲハ♀の吸水中。
こんな風景の渓流。
石灰岩の岩盤多く、やや砂地っぽい感じかな。
ちょっと休憩。
先の方に大きな砂防が見え、遡上困難なところで最後のキャスト。
数度目にかすかな当りに合わせたらちび山女魚君。
写真撮る所までと、水面を寄せながら移動してたら暴れて自然リリース。
魚籠の山女魚を写真撮って、これもリリース。
22cmでした。
上がる場所探して道に出たらフジの花。
斜面に沢山紫の花が下がっておりました。
トラフシジミもそろそろ。
マメ科のフジやウツギのような植物を食草としています。
こんな蝶。
小生にとって植物は何かと昆虫と結び付けて連想してしまい、かつて蝶や虫たちを追いかけていた、これは性分ですかね。
足元にタンポポも丸い綿毛となっておりました。
いい天気に、山女魚にも会えたし、何より。
また。
by parnassiusex
| 2016-05-03 12:14
| フィッシング